システム建築ナビ

CASE STUDY

事例紹介

抑えるべきはランニングコスト。
システム建築ならそれができる

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File No.004

三井不動産アイスアリーナ船橋
株式会社パティネレジャー
萩原 様

業種:スポーツ施設
階数:2階建て
課題:コスト、ネットワーク

外気温の影響を受けにくく、湿度管理もしやすい。夏でもインドアのアイススケートリンクが営業できる

パティネレジャー様の事業について教えてください

私たちの会社は、本来、スケートリンクを作るための設備、その技術を提供することを事業の中心としていました。毎年冬になると日本各地へ出向き、一週間かけて氷を張り、アイススケートリンクを作りあげるわけです。それと同時に、いまでは日本全国に直営のアイススケートリンクを建設し、運営管理を行っています。

なぜシステム建築でアイススケートリンクを作ろうと思ったのでしょうか?

いまから10年程前に、その設備を保管する倉庫を作ることになり、知り合いの方からシステム建築を紹介されました。倉庫なのでコスト面での優位性が一番。あまり悩むことなく導入にいたりました。当初は、その建物がシステム建築かどうかもよくわかっていませんでしたが、どうせ倉庫を作るなら、ということで倉庫内でカーリング用のアイススケートリンクを作り、断熱性や気密性の研究を進めたわけです。そうする中でわかってきたのが、システム建築による倉庫の中でも、充分にアイススケートリンクは維持管理ができる、ということ。外気温の影響を受けにくく、湿度管理もしやすい。夏でもインドアのアイススケートリンクが営業できることの確信を得ました。それと時を同じくして、兵庫県の西宮市からお話をいただき、直営では一つ目となる西宮アイスアリーナを建築しました。その後さまざまな自治体、民間の事業者からお声掛けいただき、埼玉、京都、船橋と、いまでは4つのアイスアリーナを運営するに至ります。

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運営・管理には絶対的な自信を持っている。だから私たちの要望をかなえてくれる人たちと組みたかった

アイススケートリンクを建設、そして運営管理するにあたり、コストの問題もあったとお聞きしています

西宮や京都など、気温が高い西日本エリアに建設する以上、室内の温度を低温に保ち、継続して製氷も行う必要がある。何よりも電気代をはじめとしたランニングコストを抑える必要がありました。このシステム建築ならそれができると判断したわけです。正直なところ、JFEシビルさんのシステム建築がどうか?どんなメリットがあるか?ということは意識していませんでした。ランニングコスト以外での選定の理由は、そんな細かいところではなかった。例えば自治体との仕事になると、大手ゼネコン、有名設計事務所が入り組んで、さまざまな意見を言い合い、結果的に使いにくい建物が出来上がったりします。しかし、こちらはアイススケートリンクと作る技術、運営のノウハウには絶対的な自信を持っている。とにかく私たちの要望をかなえてくれる人たちと組みたかった。そこでJFEシビルさんは、そのあたりの交通整理をしてくれ、適切なアドバイスをしてくれました。結果的に素晴らしい建物ができて、各方面から評価もいただいている。たまたまなのかもしれませんが、最初から最適なパートナーに巡り会えた、ということになりますね。

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小さな私たちの会社が直営のアイススケートリンクを持てた。それ自体が、大きな成功

ビジネス面での成功は?

私たちの場合はJFEシビルさんと組んだことによって、自治体や大手事業者とのつながりができ、その結果、直営の4つのアイスアリーナを建てることができた。私たちの力だけでは無理だったと思ってます。小さな私たちの会社が直営のアイススケートリンクを持てた。それ自体が、大きな成功。それがなければコロナ渦でかなり厳しい状況にあったと思います。おかげさまでこの南船橋のアイスアリーナは、オープンから間もないですが経営的にも順調に推移しています。

これからシステム建築で建てようとしている方にアドバイスを

私たちからのアドバイスとしては、まずはシステム建築事業者と話をしてみて、信頼の置けるパートナーを見つけること。これに尽きる。信頼関係の構築から、すべてがはじまると思います。

システム建築がもたらした
ビジネスへの効果は?

  • ランニングコストまで想定した設計。今では全国で4箇所を運営
  • 信頼できるパートナーシップ。メーカーが自治体などとのパイプ役に

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