システム建築ナビ

CASE STUDY

事例紹介

サイズの自由度が高いシステム建築。
限りある敷地内で、自分が造りたいものを造れる

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File No.003

デジタ 第5工場
株式会社デジタ
藤下 様

業種:印刷
階数:2階建て
課題:工期短縮、土地の有効活用

システム建築のことは何も知らなかった。ウェブサイトを見て興味を持ち、直接問い合わせた

デジタ様の事業について教えてください

フォトハウスとして1987年に創業し、コンピューター導入を契機に印刷業務を開始しました。インターネットの普及に伴い通販事業体制へとシフトし、Web上でデザイン作成した様々な印刷物をそのまま注文できるサービスを展開。現在はインターネット領域で活躍するIT企業として成長を目指しています。

新工場の建設をシステム建築で行おうと思ったきっかけは?

今回新たに建設したのは当社の第5工場です。これまでは設計から基礎工事、施工管理などをまとめて工務店に委託し、いわゆるパネル工法(プレハブ工法の一種)で建ててきました。そこに問題があったわけではありませんが、4棟建てたことで建築の流れが分かってきたので、コストダウンを図るためにも今回は分離発注してみよう、ということに。建築に関する情報をネットで探していたところ、JFEシビルさんのウェブサイトを見つけて興味を持ったんです。「システム建築」については全く何も知らなかったので、まずはJFEシビルさんに電話して「こうしたモノを造りたいのですが、できますか?」と聞きました。今から思えば、施主から直接問い合わせの電話が入るなんて、かなりレアなケースだったかもしれませんね(笑)。

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コストや工期を抑えながらも、自由度の高い設計が可能だった

システム建築を選んだ決め手は?

電話でシステム建設の概略説明を受けた時点で、これは「いける」と思いました。パネル工法は既成のパネルを使って組み立てることでコストが抑えられますが、既製品を使うためにサイズ的な制約があります。その点システム設計は、コストを抑えながらもサイズの自由度が高いので、限りある敷地内で自分が造りたいものを造れます。そして何より、JFEシビルさんは鉄骨がベースの会社なので骨組みは間違いなく頑丈だろうし、ブランドに対する信頼感もありました。

実際に竣工した工場をご覧になって、いかがですか?

梁がしっかりしているし、システム建築にして良かったと思っています。基礎工事は地元の専門会社に発注したのですが、「こんなに大きな基礎は造ったことがない。重厚な鉄骨を支えるためにはこれだけの基礎が必要なのか」と驚くほどで、本当に丈夫でガッチリした建物ができました。工場内では印刷関連の大きな機械が稼働するため、通常は大きな振動があります。新工場では振動をあまり感じないので、それだけ建物が「しっかりしている」ということですよね。

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今後の展望を教えてください

第5工場は2階建です。現在は2階部分を倉庫として活用しているので、フォークリフトが動きやすい構造に設計しました。材料を納入するトラックなどが2階に直接アプローチできるようになっているんです。また、この工場ではシールやステッカーの印刷を行なっていますが、将来的には2階にも印刷機械を入れ、工場として操業することも想定しています。シール・ステッカーの印刷は、素材や使用目的に応じて様々な加工技術・機械が必要なので、レイアウト変更ができる自由度の高さは重要です。こうした設計が可能なのは、しっかりとした構造ゆえのことだと思っています。

システム建築がもたらした
ビジネスへの効果は?

  • 頑丈な鉄骨が支える強固な建物を低コストで建設できた
  • 設計の自由度が高く、事業拡大に応じてレイアウト変更もできる

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